
平成11年5月。森村前会長が、商工会館の完成を期に任期2年を残して勇退された後、商工会長に就任させていただいた訳ですが、久しく商工会の役員からも離れておりましたので、まず「商工会に慣れる」ということから始めていきました。
その結果、一番先に気付いたのが会員数でした。当時川西市内の事業者数が3,900弱、それに対して会員数が1,978社で、組織率にして50%ぎりぎりというものでした。市内で何らかの事業をされている方のうち半分しか会員になってもらっていない。そして、せっかく会員になって貰っていても本当に商工会を利用されているのは、ほんの一握りの方だけであるという現状でした。さっそく、役職員一丸となって会員増強に努め、一時は2,100前後まで伸ばしましたが、時期あたかもバブル崩壊後の大不況の真っ只中、廃業率が開業率を上回るという事態の中、本会においても廃業等の非自発的理由による退会者の数が急増し、毎年100社以上の入会があるにもかかわらず脱退もそれ以上にのぼるという状態が今日まで続いています。
この新しい会館を拠点に少しでも多くの方に入会していただけるような組織作りに心掛けると共に、普段あまり商工会を利用されない方にも参加していただけるよういろいろな事業に取り組んでまいりました。一般市民を巻き込んだ商工まつりの開催、各種講習会の実施など、会館の利用率も当初に比べればだいぶ上がったように思います。また、特産品開発事業から生まれたいちじく茶「凜雫」や地域経済循環型地域通貨導入実験事業、また山形県川西町、新潟県川西町(現十日町市)、奈良県川西町の商工会が毎年順番に開催する全国かわにし商工サミットなど、三役や役員の皆さんの協力により新しい事業にも邁進してまいりました。しかしながら、なかなか思いどおりにはいかず、会員数は減少の一途を辿っています。何とか2,000名会員を目標に努力していきたいと思いますので、会員の皆様にも友人、知人でまだ未加入の方がおられましたら、是非ともご紹介下さい。今後とも、皆さんの意見を聞きながら、三役を始め役員の方々のご協力を頂きながら、会員の皆様に喜んでいただける商工会づくりを目指してまいりますのでよろしくお願い致します。 |